自然運筆法(じねんヨーガ)を体験し、習得することを目的としたスクールです。

体験者の声page10

とんでもない事が起きるかもしれない

 

森田敦史(あつし)様

 

プロフィール

 

森田 敦史
治療家・カウンセラー
Office K-Raku 代表(オフィス ケイラク)
〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町30−9桜丘芳和ビル501
電話: 03(3770)0174

 

ヨガホームページ

 

自然運筆法のホームページを見た時に直感的に感じたことです。誰から紹介された訳でもなく、実際に受けた人の話を直接聞いた訳でもなく、でも直感的にこれは受けた方がよさそうだと思ったのです。
私の場合、芸術とは無縁の治療家として活動してきましたが、何か深い部分で繋がるものがあるのではないか?と感じていました。
結局自然運筆法の存在を知った3日後には申し込みをしていました。

 

初めて野原先生にお会いしたとき、お互いに約1分程の沈黙がありました。普通であれば気まずい雰囲気であると思いますが、なぜが言葉を出す必要性も感じず、ただ身を任せて自然とその時間を楽しんだ記憶があります。不思議な空間でした。

 

実際にお話を進めていくと、野原先生の懐の深さ、そしてハートの温かさが伝わってきました。何よりも私より倍以上の年齢差があるにも関わらず、謙虚に礼節を持って接してくれたことに驚嘆し、深く感銘を受けました。
先生のお話は私が想像している以上の次元の違う内容でした。少々驚きつつも非常に興味深い話で、時間が経つのを忘れて聞き入っていました。

 

自然運筆法を受けて変わった事は、まず感性が鋭くなり日々の仕事や生活で活かす事ができるようになったことです。元々何となくあった感覚なのですが何か行動する時や判断する時に自分の脳裏に意識を向けるとロックされたような感覚と、包まれて守られているような感覚のどちらかを感じるのです。

 

これは後で気付いたことですが前者の感覚の時に行動するとあまり実を結ばず、後者の感覚の時に行動すると不思議とスムーズに物事が運ぶのです。
感覚の話ですのでうまく説明はできませんが、何か迷った時にたまに使っていた記憶があります。常にある訳ではなかったのですが、自然運筆法を受けてからその感覚が非常に鋭くなりました。
今では、何か行動する時、判断する時、日常の多くの場面でその感覚が活きるようになりました。
注:自然運筆法を受講したのは3月、この文章は8月に書いています。受講から多くの変化がありましたので、その体験を書いています。

 

今まで書いたように個人的に大きな変化がありましたが、それ以上に私の仕事に大きな影響を与える“気付き”も得られました。

 

その最も得られた事は“身を委ねる”ということの無限の可能性でした。
私は13歳と20歳で潰瘍性大腸炎・クローン病という難病を宣告されました、完治不能と宣告されましたが幸いにも克服することが出来ました。克服するまで試行錯誤しましたが、その中で行き着いたところが実は“身を委ねる”ということだったのです。

 

今までの価値観や固定観念を外して静かに自分自身に意識を向けて“身を委ねる”、良いも悪いもなく、ただ何か偉大な存在に身を委ねる、という事です。
それが日常や仕事で習慣化されていくに従って、自分が今まで持っていた価値観や固定観念・思考パターンが笑ってしまうほど意味を持たないことに気付くようになりました。

 

今までブロックされていたものが外れていくと同時に、精神的に楽になり、体に出ていた症状も劇的に消えていったのです。変な表現かもしれませんが、精神的に楽になるというよりももっと深いところが楽になった感覚です。

 

人に言うと信じてもらえないことが多いのですが実は特別な治療を受けた訳でも、食事療法をした訳でもなく、ただ“身を委ねる”という事をしただけでした。
身を委ねることができると腹の底から安心感が生まれます、安心感が生まれると無用なこだわりが消え、食事や呼吸、行動や思考が自然と調和の取れた方向へと進み始めるのでしょう。

 

このとき初めて心の底から、人間の主体性は“身体”ではなく“心”にあることに気付きました。そこから人間に異常などはないという自分の体に対しての絶対の信頼感、何だかわからないが偉大な存在への信頼感を持てるようになりました。
ちなみにこの頃からですが、人生においても自分の必要な時期に必要な出会いがあり、全てが必然のように周り始めたのです。野原先生との出会いもその一つであると確信しています。

 

そんな私の“身を委ねる”ことにより得た経験と、今回の自然運筆法での“身を委ねる”ということが強烈にリンクしたのです。ほとんど同じ感覚、それ以上であったといってもよいと思います。
今回、自然運筆法を受けることによって今まで自分が体感し、信じてきたことが確信に変わりました。今まで人に言うことをためらっていた部分があったのですが、野原先生との出会いがきっかけで、迷いなく人に言えるようになりました。

 

今私は、かつて私がそうだったように難病や障害で苦しんでいる人の治療を鍼灸や整体等で施しています、同時に少しずつですが私が確信した“身を委ねる”という事、そしてそこまでのプロセスを伝える機会が増えています。これも何かの縁だと思っています。

 

その事もあり2008年8月に渋谷でヨガ教室を開設しました。“身を委ねる”ために必要な“気付き”を掴むきっかけになればという想いで運営しています。ヨガは治療家でもありインストラクターでもある妻・森田愛子がレッスンを担当しており、私自身は教室がより良いものを提供できるように運営や企画に携わっています。
この先に対しては、全ては必然で動いていると思いますので、その中で自分の出来ることをしっかりと見定めていきたいと思っています。

 

最後に野原先生から言われた事で、私の座右の銘になりつつある言葉があります。
“全ては最善最良のタイミングで起こる”
私に、私の周りで起こる全ての事柄を受け止めるとき、この言葉が私の考えの根底にあります。

 

まだまだ半端者ですが、今回の野原先生との出会いで得た感覚を大切にして今後もどういった方向へ行くかはわかりませんが、楽しみたいと思っています。

 

 

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