自然運筆法(じねんヨーガ)を体験し、習得することを目的としたスクールです。

体験者の声page14

自分らしさが発展してゆく自然運筆法

 

小島朋久様

 

 

自然運筆法との出会いは、ある絵画の講座で響太郎先生とお会いし紹介して頂いたのがきっかでした。今年八月に基本コースを受講。先生の勧めもあり、九月に講師養成コースを修了しました。

 

 自分の性格は元々理屈っぽく、批判ばかりしながら実際にはなかなか行動に移せていませんでした。また、もっと心身ともに心地のよい自然な状態を望んでいるのにどうしても周りを気にしてしまう性格で、その方向には絶対に行かせないという、アクセルを踏みながらブレーキを同時に踏んでいました。こんな状態から抜け出だすためにはどうすれば良いのか常々悩んでおり、何か良いものはないかとずっと探していたところでした。

 

 文字についての思い出ですが、子供の頃から書道など習ってはいませんでしたが、「あなたの字は綺麗ですね」と褒められることが多く、学校の書道大会で何度か入賞することもありました。しかし自分の字はとても嫌いで、それを言われるたびにため息をついていました。その当時は、他人の書く字を見るだけででその人の性格なぜかわかったくらい繊細な子供だったようです。だからでしょうか、自分の書いた字は、固く、か細く、自由がなく、色々なものに縛られている心境がはっきりと字に写し出されているのを毎日々々見るたび、嫌気がさしていました。ですので自分の字がもっと力強く、自由で、心の赴くまま書けるようになればいいなぁと、ずっと願っていました。その人が書く文字や絵が変わるということは、心の内面が大きく変化していることを子供の頃から直感的に理解していたようです。自然運筆法の事を教えてもらった時「今の自分に必要なのは、まさしくこれだ!」と確信めいたものを感じ、即座に受講を決めました。

 

 実際に講座を受けると、野原先生はずっと、空海やサイババ、ヴェーダ、嶋本先生のお話をするばかり。心の中では「呼吸法は?」「筆を持って文字を書くんじゃないの?」と最初はずいぶんといぶかしんでおりましたが、数年前からこういう話題に興味を惹かれるようになっていましたので、静かに語られる先生のお話についつい引き込まれ時間が経つのを忘れてしまいました。
 いざ筆を持ち、最初は好きな字をということでしたので「和」という字を書きました。形はきれいに見えますが、ガチガチで嫌いないつもの自分の字でした。その後右手で数枚書いてから、左手に持ち替えて、紙を持ってみて、両手で、さらには口で、と何枚か書き進めてゆくうちに、自分の中にある何かのスイッチがパチン、パチンと入ってゆく感覚があり、「こんどはこうだ」「こうやってもいいかも」と、どんどん大胆に手が動いてゆくようになりました。最後の方には、体をひっくり返して書いてみたりもしていました。そして、書き終わった文字を並べてみると、今までになく「なかなかいいなぁ」と自分の字にご満悦になっているのを今でも覚えています。また書いた後は、体が暖かく気分もスッキリしており、手に任せて書くことでの健康へ与える良い影響が実験できました。

 

自然運筆法を受講した後、変わったのは自信が持てるようになった事だと感じております。結論の出ない理屈をこねくり回してグルグルすることがほとんどなくなり、スッと行動できるようになりました。また、直感に従い行動できるようになってきたためか不思議とご縁がつながったようで、講師養成コースを受講している最中に電話を頂き、ちょうど働きたいと思っていた尊敬する方の下で働けることになるなど、急に人生が大きく動き始めました。肩ひじ張って頑張らずに、自分らしさがよりどんどん発展してゆく運筆法のすばらしさを身をもってを実感しております。
自然運筆法を教えて下さった野原先生と、ご縁を授けて下さった響太郎先生に感謝しております。

 

「ハムサの会」会誌2013年冬号(047)より

 

 

 

 

 

 

 

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