自然運筆法(じねんヨーガ)を体験し、習得することを目的としたスクールです。

作品展示室page9

作品展示室トップへ

 

【嶋本昭三先生 作品集】
嶋本昭三先生はポロック、フォンタナ、ジョン・ケージと並ぶ、20世紀の4大アーティストです。2007年6月 イタリアに「嶋本昭三アートセンター」が設立されました。
自然運筆法創始者野原元成のアートの師匠です。
嶋本昭三先生のホームページ 

 


1960年、185cmx137cm、ペイントに石膏がまざっています。四角いのは、昔のトイレのフタです。次の作品とともに、僕の一番好きな作品です。

 


1965年、209cmx158cm、キャンバスにアクリル。嶋本先生にとって、幾何学的なものは、かなり珍しい作品の種類です。

 


1998年、117cmx92cm、キャンバスにアクリル。
このような作品には嶋本先生らしさがでてくる。ビン投げという種類で、何パターンもあり、絵の具をビンに詰め、それから手で投げるか、クレーン車につられ、凡そ30mの高さからビンを落とすことでできあがる代表的な作品シリーズ。

 


1962年、32cmx50cm、紙に穴
「穴・Esquisse」というシリーズで、フォンタナ氏の作品より早く嶋本の穴作品が生まれたが、これは60年代に作られたシリーズ(写真に写っている作品はもうありません)

 


2000年、90cmx100cm以上、布にインク
紙コップアーティストLOCOとの協同作品で、伊丹市で出来上がったシリーズ。イタリアで一番売れている。何パターンもあるので、それぞれの好みに合いやすいだろう。(写真に写っている作品はもうありません)

 


1944年、41cmx32cm、板にアクリル。 この絵はぜんぜん面白くないが、制作年を見ると、嶋本先生が中学生の時に描いた絵であるのが分かる。嶋本先生はちゃんと描けるんだ。
穴をあける方がやりやすそうだが、40年代に穴をあけたのは嶋本昭三だけだった。一秒間でできあがった絵は軽そうだが、50年代に一瞬で大砲を使用して絵を描いたのは嶋本昭三だけだった。ビンを投げるのは簡単だが、60年代にビンを投げたのは嶋本昭三だけだった。初めて先生がやっていたから、アメリカの大学教科書に入っている。

 

 

最後に、鷲見康夫先生へのオマージュの感じで、鷲見先生の作品一点を紹介します。

 


2006年、53cmx83cm、メッシュに水墨・インク。
鷲見先生の特徴は、そろばんで曲がりながら平行な線をひく。イタリアで大好評。

 

 

<作品提供>
嶋本昭三アーカイブ日本事務局 アーカイブディレクター・アンドレア マルデガン氏
作品に関心のある方、作品鑑定をご希望の方は
FAX 0297-46-9154へ(日本語対応出来ます)

 

 

作品展示室トップへ